経産省「2019年生産動態統計」文具出荷額0.2%の微減

経産省「2019年生産動態統計」文具出荷額0.2%の微減

2020年02月20日


経済産業省はこのほど、「2019年生産動態統計」を発表、筆記具・描画材の生産・出荷状況を明らかにしました。それによりますと、メーカー出荷額に相当する販売額は前年比0.2%減の1,582億5,880万円で、2年連続でマイナスを記録しました。

販売額の前年比は、2013年が4.4%増、2014年が5.4%増、2015年が9.2%増、2016年が2.8%増、2017年が2.3%増と5年連続でプラス成長を続けていました。しかし、2018年からマイナスに転じ、2018年は2.8%減、2019年は0.2%減となりました。

品目別の販売額では、前年の金額を上回ったのはボールペンの完成品(0.5%増)と水性ボールペン(3.2%増)、マーキングペン(1.9%増)、クレヨン・パス・水彩絵の具(3.1%増)。これに対して前年の金額を下回ったのは、鉛筆(9.2%減)、シャープペンシル(4.0%減)、油性ボールペン(5.4%減)、修正液(16.5%減)、修正テープ(1.5%減)でした。

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